格安SIMの通信速度は意外と速い!


格安SIM

格安SIMはあらゆる点で3大キャリアと比較して、優れている点が見られます。

特に料金の安さには顕著なものがあります。

しかし、安いのにはそれなりの理由があるはずと考えるのは当然の事です。

ここでは、スマートフォンを利用する上で重要となってくる通信速度に関して、

格安SIMは不便な点がないか説明していきます。

一般的に必要とされる通信速度

スマートフォンを使用して、動画を見ている方は多いと思います。

動画を見るためには安定した一定の通信速度が必要となりますので、

通信速度はとても重要なポイントとなります。

一般的に動画を見るために必要とされる通信速度は以下のようになります。

Youtubeの場合

・低画質(360p)  ⇒ 600kbps
・普通画質(480p) ⇒ 1Mbps
・高画質(720p)  ⇒ 1.6Mbps
・最高画質(1080p) ⇒ 3Mbps

スマートフォン程度のサイズであれば、

普通画質が見られればそこまで支障はないと思いますので、

最低でも実測値として1Mbpsの通信速度は必要となります。

また、それぞれの画質で1時間の動画を見た場合、おおよその通信量は以下になります。

Youtubeの場合(1時間)

・低画質(360p)  ⇒ 約150MB
・普通画質(480p) ⇒ 約200MB
・高画質(720p)  ⇒ 約500MB
・最高画質(1080p) ⇒ 約750MB

格安SIMのプランはさまざまなものがありますが、仮に3GB程度のプランを契約し、

高画質で動画を見ていると、6時間程度で容量一杯となってしまいます。

動画を多く見るという方は、多めのプランを契約したほうがよいかもしれません。

通信速度はMVNOによってかなり差異がある

格安SIM

格安SIMのプランにおいても、

通信速度が「最大150Mbps」などと書かれているのが一般的です。

しかし、実際の速度はこれには到底及ばず、

平均すると5Mbps程度となります。

格安SIMの弱い部分は、この通信速度が安定しないということです。

MVNOによって、理論上の最大通信速度が同じであっても、

実測通信速度はかなり変わってきます。

「契約してみたら実はすごく通信速度が遅い」ということも普通にありますので、

事前に調べてくことが必要になります。

格安SIMは時間帯によっても通信速度が異なってくる

格安SIM

通信が頻繁に行われる時間帯は、

当然として通信速度が低下します。

これは3大キャリアにおいても言えることなのですが、

格安スマホにおいてはそれが顕著に出ます。

特に平日の夕方から夜にかけては最も通信が混雑する時間帯となりますので、

この時間帯が最も遅い通信速度の目安となると思います。

通信速度は格安SIMのキャリアによって異なりますが、

一般的に「docomoの回線を借りているMVNOは通信速度が速い」傾向にあります。

一般的に通信速度が速いとされるMVNO

・UQモバイル
・FREETEL
・mineo
・DMMモバイル

この辺りは平均して安定した通信速度を誇っており、

動画を見る程度であれば心配いりません。

格安SIMは値段にばかり気を取られがちとなっていますが、

安さだけを追い求めていると思わぬところで不便さを感じてしまうこともあります。

動画を見る分に不便さを感じることはほとんどない

MVNOによって通信速度にはかなりの差があり、正直あたり、はずれはあると思います。

しかし、ほとんどの格安SIMは動画などの重い通信を行っても問題なく動作を行っています。

それは、格安SIMと言っても元の回線は3大キャリアのものであるためです。

安いから通信速度も遅い」と言うのは誤った認識です。

特に動画もあまり見ないという方にとっては何の不便も感じないと思います。

[最終更新日]2017/06/10

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格安SIM奉行11編集部

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